『トンネル 闇に鎖された男』


トンネル崩落作品は、『デイライト』以来。友人に勧められ観てみました。
家族の元へ帰宅途中、事故に遭遇し、閉じ込められてしまいます。
序盤、ドジな救助隊員や無神経なマスコミに、イラッとさせられますが、この作品はこれ迄の様な災害映画ではなく、被害者以外の心境も丁寧に描かれてます。
その光景に納得いかない面もありますが、それが現実であり、私も同じ一人なのだと思い知らされます……。

かつて、とあるタレントが、テレビとは怖いものだと言ってました。
現在起きている戦いを放送していても、ボタン一つで、変えてしまうことが出来るのですから。

自分には関係ないと思うのではなく、少しでも想いを寄せる大切さを、改めて問い掛けられている作品でした。
  

2020年08月13日 Posted by “図書庵”主 at 09:50Comments(0)