注文した本が届きました。

今日も暑い1日でした…。
ふらふら状態で帰宅すると、ポストに荷物が…。半分ぼ~っとしたまま、封を破り中身を取り出して、先日注文した本が届いたのだと認識しました。

一息ついてみると、今回、送ってくださった店の丁寧さに気づき、恥じ入っています…。

Amazonで注文した品なのですが、これまでと違い、本をビニール袋に入れ、更に新聞紙でくるんで封筒へ。
宛名は印字ではなく、手書きでした。

贈り物は、中身だけではなく、それを包む包装も。

いつ、誰に教わったのかも定かではないのですが、かつての自分には手前味噌ながらその想いがあり、包装紙を破くという無作法はしなかったのに………


猛省です。
たかが古本、されど古本。どの様な客に対しても、丁寧な対応に感服しました。
そして、見えないところではありますが、それでも送り(贈り)主のことを想い、封を切ろうと改めて想い知らされた出来事でした。
  

2020年08月17日 Posted by “図書庵”主 at 20:24Comments(1)

あ…、そのダムは……


故郷の友人から、コロナの影響で県外へも行けないので、ふらりとダムを見に行ってきたとメールが届きました。
このダムは、ロックフィル式といって、岩石や土砂を積み上げて建設されたものです。
以前、投稿した、“電話ボックスの女”を見た友人が、そのまた友人と二人で、真夜中にドライブに来たことがありました。
その様な時間帯ともなれば、当然人気もなく、外灯も殆んどなく、ダムの奥にある管理事務所の明かりくらい。

尿意を催した二人は、駐車場側の公衆トイレへと行こうとしましたが、こんな時間に訪れる人はいないので、明かりは点いていません。
それなら…と、草むらに向かって用足しし始めたのですが……

コツコツコツコツ……

と、ダムの奥にある管理事務所の方から、足音が聴こえてきたそうです。
その音はハイヒールの様だったそうで、こんな時間に女性がいるわけがなく、管理事務所も外灯以外に明かりは点いてません。

「ヤバい…、これはヤバい!」

コツコツコツコツ……

足音は、確実にこちらへと近づいて来ます。
しかし、悲しいかな、一度出したものは止められません。
焦りながらもようやく終えて、車に飛び乗ると逃げ出したそうです。

その話を聞いて、友人らの他に誰か先に来ていたんじゃないのかと言ったのですが、駐車場には他に車は無かったし、人が歩いて来られる距離でもない。

「やはり、あれは……」

  

2020年08月16日 Posted by “図書庵”主 at 12:51Comments(0)

『東離劍遊記』オススメです!



日本と台湾共同製作による人形劇です。
これも友人からのオススメで、最初は「ふ~~ん……」て感じだったのですが、いやはや、面白いッ!
伝説の剣を巡る剣士たちの戦いを描いた物語なのですが、たかが人形劇と侮るなかれ。
特殊効果を用いているとはいえ、その人形たちの動きが凄く、迫力満点!
さらに実力ある声優陣により、人形に様々な表情が生まれてます。


  

2020年08月15日 Posted by “図書庵”主 at 15:59Comments(0)

『エンド・オブ・ホワイトハウス』


友人から勧められたのですが…、大好きなモーガン・フリーマンが出ているというので、
「おぅ、観ようではないか!」(^o^)ノ

ホワイトハウスがテロリストに襲われ、大統領達が捕虜となります。
それを元シークレットサービスの主人公が救助するという展開は、『ダイ・ハード』をはじめ、『サドンデス』や『ホワイトアウト』『沈黙の戦艦』等、様々な職種で製作された作品を彷彿させます。
より観客を引き付ける内容にするため、ド派手な演出となるのは当然なのでしょうが、CGで描けてしまう今の時代、過去作を観るととても新鮮です。

ホワイトハウスを乗っ取り、世界が破滅に陥る寸前で阻止するというものなのですが、終盤であッと驚かされ、強烈に印象に残るラストシーンでは、やはり『ダイ・ハード』にはかなわないです。  

2020年08月15日 Posted by “図書庵”主 at 13:45Comments(0)

『トンネル』を観て、そういえば………

昨日、『トンネル 闇に鎖された男』の冒頭、トンネルを走行する場面を観ていて、長距離運転手をしていた時の出来事が蘇りました。

その日は、午後からの積み込みで、終えると直ぐに関東方面へと走り出し、山間部に入る頃には日は暮れていました。
国道から県道に入り、一つ目のトンネルを抜け、しばらく行くと二つ目のトンネルが見えてきます。

画像は別のものですが、この様に改修工事をしたのでしょう。一つ目と比べ、明るいトンネルです。
他に走行する車は無く、後、数メートルでトンネルを抜けるという所で、

ペトッ……

という感じで、フロントガラスに黒っぽい液体が一滴、落ちてきました。
「なんだ…これ?」
鳥のフンかと思いましたが、トンネル内でそれらしい姿は見てないし、何より天井につかまるものはありません。
運転しながら、ちらちらと見ていると、

ツッ……

と垂れ出し、外灯の下を通過した時に見ると、赤黒い色をしていると気がつきました。
「これ、血じゃないのか!?」
三つ目のトンネルに入り、中を照らす明かりで見ると、やはり血の様です。
もう、トラックを止めて確認する勇気なんてありません!
ただ、ひたすらここから離れたい一心で走り、ウォッシャー液を何度もかけ、ワイパーを作動させましたが、その一滴の跡はしばらく残ってました。

納品しての帰り、再びそのトンネルを通るので、天井を注視しながら通過…。
やはり、落ちてきた辺りの天井には、鳥などが掴まれる様なものは何もありませんでした。


  

2020年08月14日 Posted by “図書庵”主 at 09:51Comments(0)

『トンネル 闇に鎖された男』


トンネル崩落作品は、『デイライト』以来。友人に勧められ観てみました。
家族の元へ帰宅途中、事故に遭遇し、閉じ込められてしまいます。
序盤、ドジな救助隊員や無神経なマスコミに、イラッとさせられますが、この作品はこれ迄の様な災害映画ではなく、被害者以外の心境も丁寧に描かれてます。
その光景に納得いかない面もありますが、それが現実であり、私も同じ一人なのだと思い知らされます……。

かつて、とあるタレントが、テレビとは怖いものだと言ってました。
現在起きている戦いを放送していても、ボタン一つで、変えてしまうことが出来るのですから。

自分には関係ないと思うのではなく、少しでも想いを寄せる大切さを、改めて問い掛けられている作品でした。
  

2020年08月13日 Posted by “図書庵”主 at 09:50Comments(0)

『0円キッチン』届きました♪


これは素晴らしい、ドキュメンタリー作品です!
ヨーロッパ5ヵ国を巡る、美味さのあまり、みんなが笑顔になれる旅!
食材費は全て0円。捨てられてしまう食材をゴミ箱から、または出荷前の畑から、監督自らが調達。
ゴミ箱で作ったキッチン、愛車を改造して廃油で走るエコカーに。
食堂で燃料となる廃棄油を調達したら、しゅっぱァ~~つ!!
料理人や研究家の方たちの協力を経て、ベルリン、ベルギー、ドイツ、フランス、オランダを周り、各地で様々な人々や料理との出会い、そして年代を問わず、食育とは何なのかを改めて考えさせられます。

昔、私が結婚式の費用を貯めるため、その式場のあるホテルの食洗で、アルバイトをしてました。
仕事を終えてからなので、夜間だったのですが、休日には結婚式の後片付けもやりました。
その時、目の当たりにしたのは、ゴミバケツに次々と捨てられてゆく、料理の量……。
私の担当は、女性陣が洗って、箱に入れられた和洋中各種の食器をたまった箱から運び出し、どんどん食器棚や食器庫へ収納してゆくものでした。
お客さんのいる時間帯は、どの厨房も大わらわで、彩り良く盛りつけられた料理が、次々と運ばれてゆきます。
…しかし、その後、食べ残された料理が、手つかずの料理が、どうなるのか……

考えたことがありますか?

残された料理を同僚たちと食べたことがあります。
それをいやしい行為と思いますか?

私は、こんなに美味しいのに、一口も食べられることなく、ゴミバケツに捨てられる料理が哀れで仕方がありませんでした。

だから、せめて……と、私の友人らにそのことを話し、「存分に食ってくれ」と。

後で、「パンのおかわりを頼まれたのは、初めてよ♪」と笑って言われました。
パンは、そこで焼いてるこだわりのもので、おかわりOKなのですが、これまで無かったそうです。

はっはっは、我が親友らの胃袋は、特別でしたから。
  

2020年08月12日 Posted by “図書庵”主 at 22:14Comments(0)

『もったいないキッチン』が観たいです!


ラジオ番組に映画監督のダービド・グロスさんが出られて、新作『もったいないキッチン』について話してました。
舞台は日本。
日本には、「もったいない」という言葉があるのに、年間643万トンもの食料が廃棄されており、それは世界トップクラス…。
その現実を直に見て、状況を少しでも変えられたらと来日し、キッチンカーに乗り込み、4週間かけて全国を旅したドキュメンタリー作品です。
調べてみると、前作『0円キッチン』のDVDが発売されていたので注文しました。

この頃はコンビニでも、賞味期限の迫った商品を安く販売しているのを見かけたことがあります。
財布に優しいのもありますが、私は極力、それらの品から買うようにしてます。
“賞味期限”が過ぎたところで、“消費期限”が過ぎたわけではないのですから。

改めて食に関して見直す、良い機会となりました。
  

2020年08月11日 Posted by “図書庵”主 at 12:15Comments(0)

眠れないアル………


今日…、もとい昨日は、作業車のオイル交換を自分で済ませました。
同僚らと違い、車には毛ほどの興味もなく、走る下駄代わりという認識しかない私には……

「車の下に這いずりながら潜り込み、自分の手を油まみれにしてまで、何故やらねばならんのですか!?」

と叫びたいとこですが、決まり事なので、従うしかありません。
どうにかこうにか交換を終えたものの、

「明日になってみたら、全部漏れてるのではなかろうか……」

という不安を抱えつつ帰宅。
そのせいでしょうか……

全く眠気がやってこず……

おまけに笑って観ていた作品の場面が……

頭の中でリフレイン………( ゚ε゚;)



眠れないアル……


眠れないアル……



  

2020年08月11日 Posted by “図書庵”主 at 00:56Comments(0)

『今昔百鬼拾遺 月』(京極夏彦 講談社ノベルス)届きました。


初めて読んだのは、新刊当時の『絡新婦の理』でした。
『ゲゲゲの鬼太郎』を観て育ち、幽霊は苦手ですが、妖怪は大好き!
そんな私が、書店で出会ったのが、この本でした。

しかし、新書判なのに、単行本より分厚く、本文は上下段でびっしり…。
京極先生曰く、敢えて漢字表記しているとのことで、国名や普段は平仮名で見る言葉も、見慣れない字が其処此処に……。
「…無理だな」
本好きとはいえ、文学等には興味を示さない私故、一度は棚に戻してました。

しかし、気になって仕方がない……

まるで、この本の妖気に取り憑かれたかの様に、その後も別の店へ行っても、新刊をはじめ、既刊の『姑獲鳥の夏』『魍魎の匣』『狂骨の夢』『鉄鼠の檻』と手にしてしまいます。

「よし、読もう!」

意を決して購入したのですが、新書判で定価1500円は、高いなぁと思いました。
しかし、しかし、読み始めるや、ぐいぐいとその独特な世界に引き寄せられ、金田一耕介が大好きだった私には、昭和初期の妖しい雰囲気に取り込まれてしまいました。

今作は、講談社、角川、新潮各々に刊行された文庫をまとめたもの。
持っているのに、読んでいるのに、改めてまた買ってしまうのは、まだまだ妖気に取り憑かれているのかも……。
変わらないわくわく感で、帯の裏を見ると………

『鵺の碑』(近日刊行予定)

出る出るといいながら、もう何年もの月日が過ぎました。
今度こそ、手に取ることが出来ると期待して、発売日を待ちたいと思います。  

2020年08月09日 Posted by “図書庵”主 at 10:44Comments(0)